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婚姻が成立するための要件とは?

2010/12/16 02:21
Q.婚姻が成立するための要件とは?

A.実質的要件と形式的要件とが必要となる。実質的要件とは,婚姻意思の合致及び婚姻障害の不存在であり,形式的要件とは,戸籍法の定める婚姻届出をすることである。

婚姻の成立要件



婚姻(結婚)が成立するためには,大きく分けて2つの要件が必要となります。実質的要件形式的要件と呼ばれるものです。

実質的要件はさらに,積極的な要件として婚姻しようとする男女間の婚姻意思が合致していることと,消極的要件として婚姻の成立を妨げる婚姻障害事由が存在しないことの2つに分けられます。

形式的要件とは,婚姻の手続的な要件です。つまり,戸籍法の定める婚姻届を届け出ることです。

実質的要件



上記のとおり,実質的要件には,婚姻意思の合致と婚姻障害の不存在とがあります。

婚姻意思とは,戸籍の届出(婚姻届出)をする意思(形式的意思)と夫婦として生活共同体を創設する意思(実質的意思)の両方を意味します。

つまり,婚姻成立には,婚姻しようとする男女の間で,上記の形式的意思と実質的意思の両方について合致がないといけないということです。

したがって,例えば,国籍取得のためだけに結婚しようとするような場合には,婚姻届をする意思があるとしても,夫婦関係を築こうという意思がないので,そのような婚姻は成立要件を満たさず無効ということになります。

婚姻障害事由とは,婚姻の成立を妨げる事情のことをいいます。例えば,年齢の問題(婚姻適齢),重婚,女性の再婚禁止期間,近親婚の禁止などが挙げられます。

これらに該当する場合,婚姻はできません。そのため,この婚姻障害事由が存在しないことが,婚姻の実質的要件になっています。

形式的要件



上記の実質的要件を満たす場合であっても,婚姻届を出さなければ婚姻は成立しえません。婚姻届の記載事項や

届出の方法は,戸籍法によって定められており,これに従った届出をすることが婚姻成立の形式的要件となっています。
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Takashi Shiga

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