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成年擬制とは?

2012/01/20 17:46

Q.成年擬制とは?


A.未成年者が婚姻をしたときは,これによって成年に達したものとみなすことをいう。




成年擬制とは


婚姻の効果の1つに「成年擬制」というものがあります。


成年擬制とは,「未成年者が婚姻をしたときは,これによって成年に達したものとみなす」という制度です。


わが国では,20歳未満の人は未成年者であり,法律行為をすることなどいろいろな面で成年者よりも制限を受けることになっています。


しかし,この成年擬制により,未成年者が婚姻した場合には,その未成年者が以降成年者と同等に扱われることになるということです。


婚姻をするということは,通常の未成年者よりも精神的に成熟しており,成年として扱ってもよいということや,婚姻後の家庭生活においていちいち親の同意を必要とするのでは不便であるということなどから,成年として扱うものとされているのです。




成年擬制の効果


前記のとおり,成年擬制が生じると,未成年者は成年に達したものとみなされることになります。つまり,成年者として扱われるということです。


未成年者は行為能力が制限されています。つまり,原則として,法律行為(契約など)をする際には親権者の同意が必要とされており,親権者の同意なく法律行為をしても取り消されてしまうということです。


しかし,成年擬制後は,その行為能力の制限がなくなり,親権者の同意がなくても,未成年者が単独で法律行為をすることができるようになるのです。


もっとも,成年擬制によって成年として扱われるのは,上記の行為能力の点だけです。


したがって,婚姻をしても,20歳にならなければ飲酒や喫煙はできませんし,選挙権も取得できません。




離婚後の効力


この成年擬制については,未成年者が婚姻して成年擬制が発生した後に,離婚した場合にも成年擬制の効力は存続するのかという点が問題なってきます。


この点については,いったん精神的に成熟したものとして成年として取り扱っている以上,離婚してもそれは変わらないことや,婚姻中に子が生まれた場合の親権の処理に不都合が生じることなどから,離婚をしても,成年擬制の効果は失われないと考えられています。

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Takashi Shiga

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